7月9日、審査に合格した人へ新しい帯と認状の授与ができました。
対象は、本道場の初級クラスで稽古をしているちびっ子たち。なかでも今年入会してきた人たちにとっては今回(6月)の審査が初めての審査体験でした。
はじめは皆、ここから始まるのですね。
10級から9級へ。
黄色帯から緑帯へ。
そうやって少しずつ成長していきますが、必ず壁にもぶつかります。
当会の審査の場合、最初の壁は6~5級あたりでやってきます。(入会後一年経過くらい)
これまで取りこぼしていたことが多い人ほど壁が大きく感じると思います。
ここで足踏みする子が沢山いますが、これは自分の空手を見直すチャンスです。
いまできることをどんどんやらせる成功体験も必要ですが、失敗をもとに不完全なところを見直し、真剣に稽古に取り組み、宿題として持ち帰り、そうして合格することがさらに価値ある成功体験になるのではないでしょうか。
生徒たちが失敗を成功につなぐ成功体験を達成するために、審査結果通知書というものを作っています。聖基館の設立当初から採用していることですが、これをやっている道場は私の知る限り他にありません。
内容は少し難しいことが書いてありますので受信者が子どもの場合は保護者様のサポートが必要になりますが、改善が必要な点や評価できる点など具体的に記されていますのでこれを役立てれば必ず合格できると思います。
失敗をしたままにせず、成功するまでチャレンジできますように!