一般部稽古の時間、卒業生の訪問がありました。およそ三年前、少々中途半端なかたちで退会することになった彼でしたが、そんな彼だからこそ再び道場の門を叩いてくれたことをとても嬉しく思います。『あの頃は色々とすみませんでした』と言って、インターハイでの活躍を報告しに来てくれたのです。
嬉しいなぁ。嬉しいなぁ。と素直な想いが言葉になるひと時でした。今年は高校三年生、彼にとっては最初で最後のインターハイでした。パワーリフティングは学連でも続けるとのこと。はっきりとした目標を持って前に進む彼を頼もしく思います。応援しています。(大学生になったら週に一度でも良いので一般部で稽古をしませんか??)
今年は小学2年生から道場に在籍している選手が一般部に上がってきたり、今日のようなことがあったり、引っ越して行った生徒が有段者になったと手紙をくれたり、卒業生が高校選抜で活躍してくれたり、僅かながらも奇跡的に積み重ねられてきた日々が実ってきたようで神様に感謝するばかりです。一方で心をえぐられるような別れもありました。十分に時間をかけて、また、祈りながら帰結した別れではありますが喪失感は否めません。
どうか愛する生徒たちが心身ともに健康で、恵みの中に在りますように。