2018年3月25日(日)、荻窪体育館にて第25回杉並区春季空手道大会が行われ、当会から35名の選手がエントリしました。
当日の会場は選手たちの熱い思いと沢山の声援で終始盛り上がっていました。運営、係り員、審判の先生かたなど大変お世話になりました。心から感謝いたします。
初めて大会に参加した選手たちについては、緊張するなかよく頑張ってくれたと思います^^常連組も自分のベストを尽くす努力をしてくれたのであれば嬉しく思います。お疲れ様でした!春大会は組手競技のみでしたが、秋の大会では形が得意な選手たちの活躍も期待しています!!
幼児組手 藤村幸ノ介 優勝
國分遥稀 準優勝
佐藤未来 敢闘賞
小学1年組手 田村律 優勝
和栗甲依 第三位
市川広大 敢闘賞
小学2年組手 青木颯汰 優勝
岩土凛香 準優勝
松本拓人 敢闘賞
3、4年組手男子 根方吾士基 優勝
田村成緒 第三位
髙橋慶 敢闘賞
3、4年組手女子 酒井杏 優勝
中学生組手男子 阪田優人 優勝
シニア男子 佐藤和人 準優勝
さて、講評となります。
予てから選手一人ひとりにクドイほど言い続けていることを改めて。
試合は試し合いと書きます。日頃の稽古の成果を、或いは今の自分を試すため。
何を試すのかは人によって違うわけですが全ての選手に共通して願うことは、それぞれが自分と向き合うきっかけや時間にして欲しいということです。
多くの場合、これが軽視されてしまいます。勝つことに意識が向きすぎて本来のパフォーマンスを発揮できなくなるわけです。
これは勝つための手段として非効率的であることを知って欲しいと思います。
大切なことは、前回の大会参加で学んだことや、これまでの稽古で知ったことなどに意識を向けることです。課題をもって日常の稽古を過ごすことです。
試合当日は目の前の相手や目の前の勝ち負けに意識を囚われることなく、最後まで自分と向き合って参加して欲しいとおもうのです。
自分と向き合いながら一つひとつ打開していくなかで結果は自ずとついてきます。
また、しっかり自分と向き合う中で構築した強い土台は、偶然の勝利ではなく安定した勝利へとつながります。
余談ですが、勝ち急ぐ相手ほど攻略が簡単に思います。組手が透けて見えるのです。
以上のことを簡単にまとめますと…
1、結果を求めるのであれば、結果を急いではいけない。
2、結果に一喜一憂するのではなく、自分自身と真摯に向き合ったかを自問すべき。
3、試合相手は練習相手。
4、闘う相手は自分自身。
そういうわけで選手やご父兄の皆様には、今回の経験を表彰の有無に関わらず課題と向き合うことができたのかを基準に評価して頂きたいと思っています。