29日、東京五輪大会組織委員会がIOCに提案する追加種目を決定、発表した。
提案種目は以下の五競技。
・野球・ソフトボール
・空手
・スケートボード
・スポーツクライミング
・サーフィン
これが来夏のIOC総会で議決されれば、晴れて空手道がオリンピック競技となる。
私の知る限り、空手はこれまでに三回も五輪新競技の最終選考に残ってきた過去がある。さまざまな事情(ここではあえて言及しないが)で毎回あと一歩及ばず、私たちは苦汁を飲んできた。だから今回の一報は、空手道に関わる一指導者としてこれほど嬉しいことはない。
しかしまだ両手を大きく上げて喜ぶことはできない。
今後の課題として、短期的な物が一点、長期的な物が一点(プラスα)あると思う。つまり、
・来夏IOC総会での決議
・空手道競技の恒久的な五輪競技化(類似競技との関係性)
IOC総会での決議について
今回の決定は、大会組織委員会がIOCに提案する新競技について。
来夏にブラジル、リオで開催される総会に最終決定権があり、今後、場合によっては競技や種目数について多少の変更が求められる可能性も残っている。
恒久的な五輪種目化について
五輪には【中核競技】と言われる制度がある。
中核競技に選ばれた競技は組織の腐敗などがない限りは除外されず、優先的に五輪で実施される。
実施競技の上限は28とされる。
今回の追加種目の提案は、あくまでも東京五輪での追加競技であって、中核競技ではない。
つまり、今後も空手が五輪競技として採用されるということではない。
東京五輪後、空手が引き続き五輪競技として採用される為には、また新たな戦略が必要。
中核競技には、既にテコンドーが採用されていて一般の方にとっては空手との類似性が否めない。
(私にとっては、まったく違う)
そういう意味では、東京五輪にて空手の個性を十分にアピールすることが必要不可欠。
当然のことではあるが、一つ先、二つ先の未来を想定しながら目の前の課題をクリアしていく必要がある。
なんていう風に思う。
まったく関係ないが、最近の私は恐ろしく忙しいです。
スケジュールの連絡など父兄の皆様には日ごろからご迷惑おかけしてしまい誠に申し訳ないと反省しています。
井出社長、もうちょっと待っててくださいm_ _m
Linda Wollman (金曜日, 03 2月 2017 16:46)
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